考えている事

nein,no,non 北朝鮮とアメリカ

投稿日:2017年4月14日 更新日:

戦争反対

今日は2017年4月14日、ニュースでは北朝鮮に対するアメリカ軍の動きが報道されています。いったいこれからどんな時代が待ち受けているのでしょうか。時代は遡り1960年代サンフランシスコのヘイト&アッシュベリーから始まったと言われているヒッピーのムーブメント。これを進化させ洗練されたカタチが今の僕らのお店をつくっています。ヒッピーの概念は、伝統や制度などに捉われず既成概念に縛られた人間生活を否定し、自然への回帰を提唱する人々をこう呼びました。日本にはファッションとしての側面が多く伝えられヒッピーという言葉はファッションの業界で使われるようにもなりました。アメリカ社会の矛盾を突き、東洋哲学、禅に傾倒していたのもこの少し前からだったと思います。その辺りを見つめながら戦争に進もうとしている今を考えてみたいと思います。

 

スポンサーリンク


 

禅への傾倒

これは現代の社会でも非常に似た傾向が見てとれます。世界的大企業が率先して禅やヨーガをベースとした瞑想のプラクティスであるマインドフルネスを取り入れ、様々な国々に広がっています。またマインドフルネスの師でもありダライラマ十四世と並ぶ世界的禅師/詩人/平和活動家であるティク・ナット・ハン師は、世界平和の為の活動をしフランスにプラムビレッジを構えその活動をしています。

 

また、お寺での座禅会などが盛んに行われている事も世界がそういった方向に振れている事を感じる瞬間でもあります。

 

ティク・ナット・ハン師の言葉の中にはこんな事が書かれています。

手の中のりんごは宇宙である。息を吸いながら息を吸っていることを意識する。息を吐きながら、息を吐いていることを意識する。悟りと平安と喜びは、他人が与えてくれるものではない。井戸は自らの内にある。今、この瞬間を深く掘ると水が湧き出るだろう。私と世界は繋がっている。私たちを支え生かしている。あなたと私のつながりが見えるだろうか、あなたがいないなら私もいない。

 

味わう生き方(木楽舎)より出典 ティク・ナット・ハン&リリアン・チェン

 

難しい表現ですがとても簡単に意訳すれば、暗闇がなければ光もないというニュアンスと今、この瞬間。そして答えはいつも自分の内側にある。という事を言っています。禅の教えはシンプルで、現代の言葉にして表せば最もな事を言っているのだと思います。そして、文明が進めば進むほど、それがとても大切な事に気づく瞬間が今なのではないでしょうか。人は崖っぷちに立たないと気づかない事が沢山あります。マインドフルネスは身体の普段使わない部分「額」「眼の周り」「上のまぶた、下のまぶたが触れ合うその感覚」といった部分に気づく事から始まります。そんなふうに、今報道されている事。もしかしたしたらこの事をきっかけに戦争が始まってしまうかもしれない瞬間。そんな事に気づくタイミングである事は間違いありません。

 

ファッションではないヒッピー的な考え方の進化

このお店は、ファッションを人の生き方と考えて創業以来様々な事をやってきました。根底にあるのはパーマカルチャーとオルタナティブライフです。その中に見え隠れする自然回帰の思想や、平和活動(Peaceful Action.)なども行っています。時代はプラステック化し、パッケージ化され手ごろでわかりやすくまとめられたものやサービスが主力の時代であり、一部を除き決して本物志向の時代ではありません。その部分に危惧がある事も僕らは感じています。

 

70年代にアメリカから渡ってきたヒッピームーブメントも、反体制の主義を生んだものの後に語られているのは、ここ日本においてはファッション的な側面だったと感じています。時代は進み、当時のヒッピー的な考え方がそのまま進化し、洗練されていった場合に現代でいうビーガンやベジタリアンやロハスという言葉もその後継者となりうるのではないでしょうか。

 

暴力は暴力しか生みません。僕らが超平和的で新しい考え方を持っているという訳でもありませんけれども、2017年4月14日に報道された「核実験なら先制攻撃」という事態に日本はどのように対処するのでしょうか。このお店の考え方や紹介も交えましたが、僕らは、いかなる理由があっても戦争には反対です。

 

僕らのような小さな存在に何ができるんだろう。

ピースフルに毎日を平和に過ごしていく事は本当に幸せな事です。世界という大きなものが武力という判断をした時に、小さな存在である僕らに何ができるでしょうか。カール・グスタフ・ユングが提唱したように、人間の無意識の奧底には人類共通の素地(集合的無意識)が存在しているのであれば、あるいはティク・ナット・ハン師の言うように、私と世界は繋がっていると考えるならばそこに意識を向けるしかありません。

 

僕らには考える力が備わっていて、それを伝える口を持ち、インターネットという現代のツールがあります。ドイツ語、フランス語、英語で書いた3つの「NO」これが僕らなりの小さな伝える手段です。

 

戦争反対

 

 

 

 

 

-考えている事
-

執筆者:


comment

関連記事

analog

アナログ的運営。

  沢山の情報が溢れていて、どれを信じればいいのでしょうか。時代が変わるという事は、ルールが変わるということなのだと思います。そんな中で、唯一変わらないもの。それが、全ての元になる「anal …

analog

「これからお店を持つ皆さんへ」店をやるって、一喜一憂の繰り返しです。

この店を1999年に立ち上げてから、その毎日を一言で言うなら「一喜一憂の日々」と表現するとピッタリ来る。この記事を書いているのが2017年であるから積み上げて来たのは18年間。永いようで短い時間だ。時 …

Hi,how are you?

I hate myself and want to die. と、カート・コバーンは挨拶の時にジョークを言っていた時期があったそうで、ニルヴァーナ最後のスタジオアルバム”In Utero& …