幸運を運ぶ馬蹄のリング 18 Anniversary

18周年記念リング

analogは4月の末で18周年を迎えます。いつもの周年際では、セールを開催したりカフェスペースでライヴを行ったりするのですが、今年の18周年は記念になるような製品をつくる事になりました。そして同時に会員制の導入を始める予定です。ファッションという事自体が、昔とは大きく異なり社会全般が複雑になる反面、モノやサービスがプラスチックのように安易に整えられたものに変化していくような想いや感覚が僕にはあり、温かみを感じて頂けるような手作りのモノを記念に残せたらという考えからリングを製作する事になりました。

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馬蹄・「魔除け」や幸福を呼ぶ「お守り」

馬の蹄の下に打ち付ける蹄鉄は、昔から様々な国で魔除けやお守りとして使われてきました。花嫁が結婚式の当日に無事に教会に行けるように玄関に取り付けられたり、花嫁が腕にかけて挙式するなどの風習がイギリスにはあるそうです。U字の馬蹄は幸運が開いている部分から入り、窪みの所でその幸せを貯めるという意味があります。また昔の馬蹄は金や銀が使われていて、落鉄した場合拾った人の物になるという風習からも、裕福になるというふうにも言われています。窪みをnのように上にして付けると幸運が逃げないとも言われています。

受け継がれていくもの

サビルローで仕立てたスーツや日本の着物は受け継がれていくものの一つです。僕らの願いとして、単なるアクセサリーという使い方以外に子供や孫に受け継がれていくような価値のあるものにしたいと思いながらこのリングを企画しました。馬蹄も新しいものより、納屋から見つかったような古いものに魔除けの効果が高いとされてきたようです。将来analogというこの店が無くなっても、このリングは残り続けます。そんな意味合いから18周年にはふさわしいアイテムとして製作者の彫金職人とやりとりをしてきました。

自分に正直に生きよう

ラッキーシンボルというのは、ただ単純にそのあるのか無いのかわからない効果に頼るものではありません。僕はお店に置いてあるゾウの置物をラッキーシンボルにしています。これは、破天荒な人生を送ってきた僕の人生の師ともいえる方から頂いたものです。これを見る度に「自分に正直に生きよう」という初心を思い出します。そして、それを見る度にそういう場所に心が戻っていく気がしています。スティーヴ・ジョブズが「人生には限りがある。だから他人の人生を送ってそれを無駄にするな。他人に影響されると固定観念に囚われる。それではダメだ」と言っています。答えはすでに自分の中にあって、それに気づく事ができるかどうか。このリングをみる度に、あなたが思い出す信念のような物を刻んでいってください。

あなたのサイズでつくります。

ご注文を承ってから、あなたの付けたい指のサイズで製作を始めます。ご予約は2017年4月末より承ります。店舗に来る事ができる方には現物のサンプルを一つご用意させて頂きサイズを測るスケールも同時にご用意致します。オンラインでは現物サンプルが上がってから写真を撮り、説明を加え皆様にお知らせをさせて頂きます。彫金職人による手作業ですので数量は限定させて頂きます。

そして同じタイミングで始まる一部会員制度にご入会頂くと、会員の価格でご予約をお受けさせて頂く事が可能です。会員に関しても最初は30名様のみの募集ですのでご興味のある皆様はanalogからのメールマガジン(無料)にご登録頂きお待ち頂けますようお願い致します。

Tシャツも製作する事になりました。

wgグラフィティ

この記事を書いたあとに製作が決まったハンドプリントのTシャツ。シンプルで、Double Givingの世界観を表したデザインになりました。「18」と大きく書いてある訳ではありませんが、18周年記念のTシャツになります。いつもとは違う顔料を試しながら試作を製作しており、月末にはご予約を承る予定で進めています。

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