興味と注目 |ピースフルアクション

マインドフルネス

街の中を歩いていたり、車に乗って出かけたり、インターネットを見ているときに、興味のあるものには目がとまります。何故目にとまるのかをよく考えてみると、その事にとても興味があり頭の中でいつもそこに注目しているからではないでしょうか。

興味が無いという事は、そこに意識がいかないという事だと考えられます。私は休日の晴れた日にはよく近隣の海に行きます。そこには植物が生息し、流木が散乱し、ゴミも沢山流れついています。しかし、興味がなければそこには注目する事もないでしょう。

生息している植物をよく観察すると、「こんな植物見たことあったかな・・」という興味が湧いてきます。何故ココに生息しているのかや、何と言う名前なんだろうという事を考えはじめ、次に海に行く時にはその植物に注目し、インターネットの何処かで似た植物の写真をみれば、そのページを詳しく見てみたくもなるでしょう。

いつも見ている景色、いつもしている仕事、いつもの生活の中であっても、興味をもって観察してみると注目していく視点が変わってきます。

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炎を見れば、「危険」だとか「暖かそう」というイメージが湧いてくるのは、炎を何処かで体験し、炎に注目してきたからです。

普段何気なく過ごし、過ぎていく毎日の中に「興味と注目」を意識すると違う世界のように感じる事もあるでしょう。毎日をよく観察していけば、私達は幸せな国に生きています。今日突然何かの出来事が起きる確率はとても少ない国です。

私にも経験がありますが、沢山の苦難に出合えば出会うほど、沢山の興味と注目が生まれてきます。ですから、幸せを手にいれるのではなく、幸せを感じる心を手に入れるのだと思う事が大切ではないでしょうか。

それには、あなた自身の事をあなたがよく理解する必要があります。自分自身をしっかりと見つめる時間が必要なのだと思います。

普段の生活で私達はこんなふうに考えています。「朝10時から打ち合わせがあって、13時にはあの仕事をして、14時までに仕上げなければ・・」朝起きて、シャワーを浴びながら出勤前なのに頭の中は打ち合わせをするオフィスに居るのではないでしょうか。普段の生活の中で、「今」に身をおいてみる事が自分自身の事をよく知るきっかけになります。関わる人々があなたに対して冷たい態度をとるのなら、その人に対して文句を言うのではなく自分自身の何が原因になっているのかを見つめなおす事が大切だと私は思います。そしてその考えがピースフルアクションの主体にもなります。

ピースフルアクションの活動は自分を見つめなおす時間。自分自身をサーチする時間です。小さな活動ですけれども皆さんの生活にも変化をもたらすきっかけが産まれます。

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