手造りは私達のライフワークのひとつ。
手織りの生地を使ったものと、古いペンドルトンのブランケットを使いリメイクした手造りのフラップパース。2017年の1月に入ってから製作を始めてある程度の数量がまとまった時に販売を行います。(予定では2017年2月末頃)写真にはまだコンチョが付いていないのですが、シルバー又は真鍮のコンチョが取り付けられます。
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手作りの製品を品揃えする理由。
沢山のモノが溢れかえっている中で、「素敵だな」そう思ってもらえるものを品揃えしたいと考えたのは創業した時から変わっていません。人それぞれ「これいいな」と思う感覚には違いがあって、それを全ての人に100%という事は不可能ですが他には無いものをご覧頂くには手造りの製品というのも良いものです。
そして「パーマカルチャー」という事を掲げている私達として、恒久的に生活していけるデザイン体系を創造するのには手造りの製品は必ず必要になります。
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街を歩けば沢山のモノが販売されていて、品番や型番のわかるモノはインターネットで検索すれば沢山の販売サイトを見つける事だってできる今、私達のお店、あるいはオリジナルブランドの立ち位置とういう事が見つけやすくなっています。
皆さまが見て「これいい」そう思って頂けるようなものを目指して、シーズンのコレクションや定番の製品に加えて手作りの製品も品揃えに加えています。
国内の工場様にお願いして生産している製品はDouble Givingのサイトにて。
ライフワークのひとつ。
上記にも書いた「パーマカルチャー」というのは
パーマカルチャーとは、オーストラリアのビル・モリソンとデビット・ホルムグレンが構築した人間にとっての恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系のことです。 この言葉は、パーマネント(永久な)とアグリカルチャ-(農業)あるいはカルチャー(文化)を組み合わせた造語です。
引用:http://www.ultraman.gr.jp/perma/howpermacultre.htm
通常では、農業などに活用される手法として「パーマカルチャー」という言葉を使うのですが、私達はパーマネント(永久)とカルチャー(文化)を恒久的に持続可能という部分を衣料品に当てはめて考えています。
手造りする製品は、農業における作物を育て収穫する事と同じ作業です。手間がかかり、そして気候や何かの理由によって育たないかもしれない。しかし、ビジネスの勉強をしていると必ず出てくる「仕組み」の一つが私達が手作りする製品の中にあります。
自然のシステムをよく観察すること
伝統的な生活の知恵を学ぶこと
現代の技術的知識を融合させること
というパーマカルチャーの考え方を継承する方法で製品の一部を手造りする事は私達にとってのライフワークとなっています。
手織り・Handweavingの事
写真の向かって左側の二つは私達が手織りで作った生地で製作したフラップパースです。上記に書いたように、「伝統的な生活の知恵」といった種類の手織りは非常に時間のかかる作業です。しかし、私達の頭の中にある配色やデザインを目に見えるカタチで表現する事によって独自性のある製品に仕上がります。
1mm程度の糸を交互に重ねていき1m80cm程度の生地を作りながら、その作業の最中にはこんな事を想います。「こんなに時間をかけて、果たしてお客さん達が喜ぶのか。そして売れるのか」という事。また、「糸の太さを毎日の積み重ねに例えるなら、小さな努力は必ず大きなものになる」そんなふうに考えながら製作をしています。
沢山のブランドの商品を揃えたり、流行のものを扱うのならば、売上だって確保できるでょう。しかし、それは転売に過ぎず恒久的に持続可能なデザイン体系ではないと気づきました。
売り場の一部に小さな古い織り機を自分で改良したものを持ち込み、仕事の合間を見つけては織り機を動かし、出来上がった生地を使い裁断・縫製をしていきます。工場での小規模生産もしていますが、手造りの製品は出来上がっていく事に喜びがあり、使って頂く方々にも同じような喜びを感じて頂ければと思い記載しました。
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