やっかいごとだらけの人生 / マインドフルネス
休日の日は、近所の海に出かけていき気持ちを落ち着けるような習慣をつくっています。
普段の仕事では、あれをやらなきゃ、これをやらなきゃの繰り返しで、やっと一つの事にとりかかると電話がかかってきたりする、中々集中して物事を進める事ができないでいると、そのできない自分に腹が立ったりする経験が読んで下さっている方々の中にもあるでしょう。
加えて、友人との付き合いや家族、恋人との付き合いなんかも考えると手一杯になり、考えなくてもいいような事を考えたりしているうちに、メールやLINEの返信をしなきゃと思ったり、SNSを更新しなきゃと思ったり、現代に生きる事は大忙しです。
そうやって、知らず知らずに人生に圧倒されていってしまう事。そんな事に気付き、休日や自由になる時間には、近隣の海や山に携帯電話や全てのデバイスを仕事場に置いて出かける事にしています。
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しかし、少し前までの私の考え方は違っていました。そのあわただしく動く事こそ働いている証だと思っていたのでしょう。ただ、決めた事をこなしてはいたけれども、その場に生きてはいなかったのだと思います。少し前までは休日さえ取りませんでした。生きていく為の目的から逸れ、むやみに動きまわる事こそ働く証であり勲章だと考えていました。しかし、ある時気付いた事は「沢山の綺麗な景色を見たか」という問いかけからでした。その時話していた知人のいう「素晴らしい景色の場所」に私はどれひとつとして行った事がなかったからです。
表題にあるように、人生はやっかいな事だらけ。しかし、そこから離脱してしまうのではなく自分自身の中に飛び込むようにして、一つ一つに「あ、これはこうだった」と気付く事がいいのだと思います。科学的にも研究の進む「マインドフルネス」インターネットで検索すれば沢山の事が書いてありますけれども、私の住む田舎町の隅々まで浸透している訳ではありません。そして、世の中がどんなふうに進んで来たかを察すれば近い将来、一人一人の働き方や、商売の仕方、教育の在り方やサービスの在り方や政治までもが様々に変わっていくようなきっかけの一つになるのではないかと思っています。その大きなルールが変わると今までの資本主義のルールにも変化を及ぼすのではないかと考え、大企業の業績が振るわないのは、あるいは政治不信が続いているのは、様々な要因があるにせよこのルールが変わり始めたからではないでしょうか。インターネット社会において、インナーネット(自分自身の内側)を良く見直す事は豊かな生活をつくりだす為に必要な体系になるような気がしています。
analogではマインドフルネスのクラスを「ピースフルアクション」と位置づけ活動の一つにしています。毎週月曜日と金曜日の早朝6時30分から30分間マインドフルネス瞑想のセッションを行っております。(1ヶ月4000円、毎回参加すると一回約500円)ピースフルアクションに関してはこちらをお読み下さい>>