あなたには、「あなた」が正しく見えていますか。

ピースフルアクション

写真の石、あなたには何に見えますか?鳩にも見えればペンギンにも見えるし、ふくろうにも貯金箱にも見えます。見え方は人それぞれ。たった一つの石でさえ思い込みや頭の中のイメージがそう見せてしまうのが人間です。ですから自分の事を正しく見るという事はとても難しい事なのかもしれません。そしてそれは大半が思い込みだったりもするでしょう。

 

幼少期の頃からの育ってきた環境、経験、そして関わってきた人たちに言われてきた事。その影響であなた自身が、本当のあなたを見ていない場合があります。あなたが、あなた自身を客観的に見つめていくには、「私はここにいる」という事が大切です。

沢山の悩みがあっても、結局はその判断をあなた自身がしているという事に気づく事が大切です。テクノロジーの進化によって、昔では考えられなかった精神的な苦痛が沢山のニュースで流れています。その苦痛は、本当に苦痛なのかを探った時「私」という存在が必ず登場するはずです。

世界には戦争や紛争をしている地域が後をたちません。そこには、母親に甘えたいはずの年齢の子供達が戦争に駆り出されていたり、犠牲になったりしています。少なくとも現在の日本においてはこのような状況ではありません。

常に考えている大きな悩みは、明日か明後日、あるいは1週間後の出来事で悩み、大きな不安を抱えている状況が大半ではないかと思います。たった今、窮地にある人はこれを見ている時間さえないと思うのです。それは、私自信も経験してきた事です。

 

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判断の基準というものは、人間の範囲でいつも考えられています。例えば「赤」という色の認識は、人間が見てこれが赤だと決められた訳です。もっと、詳しく色を判断する眼を人間が持っていたとしたら赤は赤ではないかもしれません。そんなふうに様々な事が曖昧です。今、政治や社会を取り巻く大半の問題はこの判断基準の曖昧さから生まれているのだと思います。

ある人は、Aの考え方が優れているといい、ある人はBの考えがいいと言う。またある人は、Aを主体にBを加えたら良いと言います。それぞれの理論を聞けば聞く程、私は私であるという主体が曖昧になっていくのが人間です。

ビジネスや仕事、人生の中での選択は全てあなた自身がしてきた事であり、これからもそういう場面は多く出現するはずです。大きな判断をする時に、あなたが「あなた」でなくては正しい判断ができません。あなたが、あなた自身を正しく見る事をするには、自分自身を客観的に見つめ誤ってきた事や沢山の事を受け入れていく事が必要です。

ピースフルアクションの活動は「気づき」でもあります。正しく物事や自分自身を見る事で周囲も変わってきます。analogではマインドフルネスを通してそんな小さな小さな活動をしています。

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